夢を紡ぐ

メンテナンス後のスーツは、購入したてのスーツより美しい。

必然の出会い

人生において、その出会いが偶然であれ、必然であれ人生を左右する出会いがあります。

僕は、
クリーニング店の二代目としてこの業界に入った時から、正直何か物足りなさを感じていました。
実家の店はそこそこ順調に軌道にのせていましたが、全く見知らぬ土地で開いた2店舗目は、オープン当初から苦戦の連続。
僕は、このままいったら1年持つかな、
価格を下げて安売りで勝負しなければいけないかな〜などと、かなり追い込まれた状態で、毎日真剣に考えていました。

そんな時あるきっかけで、今の僕の師匠に出会いました。

「自分の作ったスーツがクリーニング屋さんで壊されている。」

DSC_0077こんな現状を変えるべく、メンテナンス方法をクリーニング屋さんに教えていた先生。

僕は、
初めて見た先生の圧倒的な技術の高さに強烈な衝撃を受けました。
頭のなかで何かが弾けた感じ。この業界に”プロ”と呼べる人にあった事がない僕は、この人から技術を学びたい、そんな欲求が強烈に湧いて来たのを今でも覚えています。

僕は、20代の頃モータースポーツでプロになろうと自分の全てを駆けて取り組んでいました。あの時の感覚が呼び覚まされた感じ。(実際はプロには馴れず挫折を味わいましたが)(^_^;)
僕はこの時、スーツのメンテナンスでプロになろうと心のなかで誓いました。

それからは先生について学び、毎日夜遅くまでスーツに向かう夢中の日々。そうなると
もうお店の運営も余り気にならない。不思議ですね。苦しくても、”希望”がある毎日を送っていたと思います。

第二の人生の始まりには、必然の出会いがある・・・
でもそれからも必然の出会いが待っていました。

ABOUT THE AUTHOR

久田 良一
テーラーリングの技術をフィードバックして、スーツのメンテナンスの方法を樹立。
スーツを触診すれば、着た回数、状態まで理解することができる。
イタリアラグジュアリースーツを中心にしたメンテナンスを10年、扱ったスーツは3万着を超える。

夢はクリーニングの概念を超えた、re-creatorリ・クリエータの存在を日本に根付かせ、世界に広めること。

詳しくはこちら
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